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【幕府情報の吉田松陰】
【2018/07/29 11:59】 エッセイ
『松陰東送に付き京都方面の情勢探索報告』
(安政六年五月二十七日)


一、 福原與三兵衛より五月二十七日の書状を以て、井上・内藤・周布へ

吉田寅次郎呼登せ一件に付き、出處の事爰元に於て探索に及び、申し越し候様先便仰せ下され候に付き、追々承り繕ひ候趣、御意を得候通りご承知下さるべく、尚ほ又其の後岡式より加納繁三郎へ蜜々探索致し見候處、梁川より出で候書類を間下へ差出し候へども、差し抜き致し候由。尤も梅田召取られ候後差出し候書類は内豊より直樣間下へ差出され候に付き、如何の事に候や様子相伺はず、去りながら此の書類は疑ひ候は現書自筆にては之れある間敷く、寫しどもにては之れなくやと申し候由。加繁申すには、吉寅建白の趣甚だ感心の儀にて、星巌・梅田抔の申し分も皆是より出でたる糟粕にて、當時天下の豪傑尤も慕はしく、追付赦免の部にも至り候はば一度は面會致し度きよし申し居り候由に御座候。尚ほ又彼の者此の度伏水通行致し候節、無頼の徒萬一差障り候ては相濟まざる儀に付き、内密探偵に及び成る丈は防ぎ留め候手段致し候様仰せ下され、是れ又追々探索致し見候處、平島行太郎事先日上京致し、大高屋忠兵衛方滞留致し居り候候由承り候に付き、一趣向(ひとしゅかう)相構へ福井忠次郎事差し遣はし探索致させ、與三兵衛も相對、蜜々彼の心底相探り候心得に御座候處、三四日已前爰元出立、纔(わず)かの滞留にて直樣下坂致し候由。大高又二郎事は當三十日比自國備前林田へ引き取り、旁々只今に於ては彼の者共餘程衰弱の氣立にて、慷慨抔相唱へ候様子に之れなき樣に相聞き候。其の餘別人において強ひて古頃當りの輩も之れなく、先づは格別掛年致し候儀も之れある間敷くやに考へられ候。尚ほ又油斷なく心掛け罷り在り候間、又々様子も御座候はば御意を得べく、旁おなじに右樣御承知置き下さるべく候。其の為斯くの如くに御座候由。
御面書の通り委細承知致し、弾正殿へ申達。恐惶謹言。七月九日付


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