長谷川勤のインフォメーション・ブログ
維新の先覚者「吉田松陰」研究のやさしい入門ブログ

プロフィール ×

kinnhase

Author:kinnhase
長谷川勤のインフォメーション・ブログへようこそ!


最新記事 ×

最新コメント ×

最新トラックバック ×

月別アーカイブ ×

カテゴリ ×

スポンサーサイト
【--/--/-- --:--】 スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


吉田松陰伝記(研究書)第二号の話
【2010/07/05 09:55】 エッセイ
明治13年、奇妙なことに「吉田松陰」の最初の伝記が、英国でかの有名な「文豪・スティーブンソン」によって「ヨシダ・トラジロウ」が刊行されました。歴史の皮肉と言ってしまえば、それまででしょうが、こうした論理や必然でない、ある種の偶然な事情がからんでくるところに、歴史の面白さみたいなものがあるのかもしれません。スティーブンソンといえば、「宝島」のほうが「ヨシダ・トラジロウ」より遥かに人口に膾炙しています。
さて、「吉田松陰伝」が日本で最初の「松陰本」として刊行されました。評価そのものは高くないように言われておりますが、言うのは簡単。あの高杉晋作が、「松陰先生の正しい伝記など書けるものか!」といきまいたエピソードは第一号でもふれましたが、書かれたところにこそ意義があると思います。
吉田松陰本の最初24.4.22


著者は長州人でなく水戸人の士族でした。今、手元にある実物の「奥付」を見ますと「明治24年8月25日出版」とあります。著者は「茨城県士族・野口勝一」とあるが、何故か「東京都本郷区田町32番地」となっている。本籍と現住所との違いと言うところかな?
そして著者兼出版人が「茨城県士族・富岡政信」と印刷されています。同様に「東京都神田区猿楽町11番地」となっている。定価は壹圓五拾銭と表示。時代を感じさせる文言と貨幣単位のありようです。
この本を開くと、ものものしい表現に先ずビックリです。「吉田松陰傳 全五巻」と中央に大書され、左右に題字、序文、書翰後嗣、跋文書入と題して発刊の発起人の羅列の如き観を呈しています。そして左下に「野史台蔵版」とある。次の頁には松陰坐像(着流し)の肖像画、続いて自賛と跋文が有名な掛け軸と同じ文言がかれている。伊藤博文、山田顕義、品川彌二郎、野村靖、楫取男爵(松陰の妹の夫)の自筆がある。壮観ですね。これを見ると、昔の人は達筆だったのがよくわかります。
「松陰伝」に相応しい、古色蒼然とした本です。私は、この全文漢文の書を漢和辞典と首引きで訓詁学的に解釈し、読む時間がありませんが、記念に購入しました。ある種の宝物でしょうか。デジカメに詳しい人に撮って貰ってブログに掲載したいと思います。市場にあまり出回っていない本なので手に入れるのは、大変かもしれません。価格が高いのが第一関門といったところです。

関連記事
スポンサーサイト
この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://kinnhase.blog119.fc2.com/tb.php/13-bc9d5245
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


サイドメニュー ×
メニューA  メニューB

検索フォーム ×

RSSリンクの表示 ×

リンク ×
このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム ×

この人とブロともになる


QRコード ×
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。