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衰えぬ松陰人気②
【2011/08/25 12:01】 エッセイ
今年は、松陰が安政の大獄に連座して処刑されてから152年目になる。一世紀半の年月を経て、なお、多方面から、「松陰本」の出版や記事が後を絶たない。
明治13年にスチーブンソンが「ヨシダトラジロウ」の伝記(松下村塾の門下生だった正木退蔵の、追想に基づいて書かれ、イギリスで出版されたのを嚆矢。)を刊行してから、200冊は優に超えるそうである。



因みに、私の書斎に在るのもでも、定本版、普及版、大衆版の松陰全集だけでも三つもあるし、以前に書いた、海原徹先生の四点セットの研究書ほかで、全部で10冊近くなる。徳富蘇峰、広瀬豊、玖村敏雄、福本椿水、古川薫の各先生がおのおの数冊の本を出したものが在庫している。加えて、財団法人の松風会刊行のもの、山口県教育会、松陰神社、等のものから、複製ながら自賛自画像の類をカウントすると大変な数量に上る。「高杉晋作全集」や「久坂玄瑞全集」、「防長回天史」、「木戸孝允文書」なども、書庫に並んでおり、これらも松陰研究には欠かせない書物である。
松陰先生24.3.31


しかもなお、下記の様に、毎年コンスタントに出版されている。この二~三年間だけでも、数冊が刊行されている。参考までに列挙してみる。
題名、出版社、著者、初版年月の順に記す。

1、 長州維新の道・下巻:図書出版のぶ工房。2011.7.
2、 二十一回猛士:ザメディアン。2011.6、
3、 兵学者・吉田松陰:(株)ウエッジ。森田吉彦著。2011.3
4、 松陰の現代化、田中九國重著:与論島教育委員会。2010.10.
5、 吉田松陰:致知出版社。川口雅昭著2010.8、
6、 史伝 吉田松陰:学研M文庫。一坂太郎著、2010.5
7、 吉田松陰に学ぶ:ミネルヴァ書房。海原徹著、2010.1
8、 吉田松陰の思想と行動:東北大学出版会。桐原健真著、2009.6
9、 知られざる「吉田松陰伝」:祥伝社新書。よしだみどり著2009.5.
10、魂をゆさぶる言葉:PHP研究所。関厚夫著.2009.1

上記の様に、私の購入した本のみでこれだけ刊行されている。此の他、論文、新聞、雑誌、松風会発刊の機関誌「松門」からパソコンの関連記事や「ブログ」・「ホーム頁」の類までを含めてカウントすると大変な数になる。因みに、直近では新聞では、朝日新聞の7月28日の夕刊に掲載されているし、月刊『致知』2011年4月号に、先師先人に学ぶ特集に吉田松陰が、研究者の対談として編集されている。これらは、松陰ファンを読者に想定したものから、博士論文の研究書まで誠に幅広いコンセプトにも続いて刊行、掲載、編集されている。
現代の閉塞感という、日本の現状への在り方や、危機感といったものが松陰本の絶えざる需要を喚起しているのかもしれない。時代の要請が、松陰人気が益々高めているのであろう。それにしても異常ともいえる、松陰人気である。ありがたいことに、友人が、関連本や新聞の関連記事を切り抜いて贈ってくれるのである。

最近では、友人たちが、私の事を「松陰さん」と、特別な呼称で呼ぶ仲間もいるくらいで、皆様、陰に日向にと応援してくれるのである。誠に感謝に堪えない。
また、それがないと難解なだけにギブアップしてしまいそうである。実際、根気が必要である。毎週の「吉田松陰論」の授業はもとより、会合などでミニ講演を依頼され、或はテーマを指定されての講演会で90分位話をすることもたびたびである。数年前、木戸孝允のご子孫の方に逢い、御挨拶したら「松陰先生を勉強しているのですか?」と驚いた様子であった。同時に、必要な情報が欲しかったら協力しますとまで言ってくれた。有難くて、感極まってしまい、言葉が返せなかったのを覚えている。誠に恵まれていると云わざるを得ない。
「定年後の生涯学習」として取り組んで7年が経過。10年やって一人前という言葉があるそうであるが、3年後にどの程度までレベルが向上するか、楽しみな反面、まだまだ私の吉田松陰との格闘は続く。『志を立てて以て万事の源と為す』と謂った松陰の言葉を、忘れずに前進あるのみである。
今日は、前回の記事に関連させながら、最近の「松陰ブーム」の一端の紹介と、根強い松陰人気の風景のようなものを書いてみた。
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