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幕末史研究会
【2011/09/06 07:52】 エッセイ
JR中央線「吉祥寺駅・北口」からほど近い場所に「武蔵野商工会館」がある。ここで、掲題の「幕末史研究会」が毎月開催されている。1994年から続けられている勉強会なので、今年が17年目となる息の長い活動である。3年前の2008年には「朝日新聞」とその姉妹紙である「朝日タウンズ」で活動状況の記事が掲載されて紹介された。



日本人の歴史人気は根強いものがあるのは、NHKの「大河ドラマ」が昭和39年以来、連綿として続いているのを見てもわかる。半世紀近い看板番組となっているのであるから、驚異的でもある。因みに第一回は、船橋聖一原作の『花の生涯』で、幕末期の幕府・大老「井伊直弼」を主人公としたドラマであった。当時としては、梨園の名優がTVドラマに出演する嚆矢であったような記憶がある。
井伊直弼24.3.25


ヤフーブログが開設されているので、「幕末史研究会」と入力すれば、前もって講演内容の情報を確認することが出来る。事務局が小美濃清明さんという「刀剣研究家」の方で、私は今年の春に「坂本龍馬・その暗殺の瞬間」と題した講演を聴講した。坂本龍馬と中岡慎太郎が「薩長同盟」を実現させ、そして土佐藩が徳川慶喜に「大政奉還建白」を行い、それが実現した直後の緊迫した情勢下の慶應三年11月15日、京都蛸薬師下ルの醤油屋「近江屋」の二階で刺客に襲われた。「北辰一刀流」の腕前であった龍馬が、太刀を抜く暇なく切り込まれ、「鞘」のままで太刀を受け止めた。その「刀痕」を持参して説明してくれた。

実演しつつ刀痕からどのような立ち回りで刺客が切り込んできたかの説明で、大変面白かった。切り込んでくる時の気合が『こなくそ!』と叫んだと云われている。新日本を目前に控えた時期だっただけに、さぞかし二人とも残念であったろう。真犯人はいまだに決め手不足で断定できていない。
これまでの講師陣の方々や演題も遡って拝見できるので、興味ある方は掲題の入力で確認できる。錚々たる講師陣で、幕末史ファンにとっては見逃せない、良い機会である。

さて、今月の25日(日曜日)に、「吉田松陰の生涯」と題して講演の依頼を受けた。内容は、「松下村塾の教育」に焦点を当てて話す予定にしている。江戸期の私塾といえば「適塾」や「咸宜園」を思い浮かべる方が多いと思う。数千人の出身者を輩出し、著名人も多い。福澤諭吉、橋本左内、大村益次郎等々がすぐに思い浮かぶ。しかし、「松下村塾」は、規模といい、学んだ塾生の数といい、何れもこれらの名門私塾には及ばないが、明治期の国家指導者を多数輩出したという点ではヒケをとらない。

俗に「明治の5大臣」と言われる政治家は、初代総理大臣の伊藤博文や、第三代の総理大臣を務め、官界や日本陸軍で大きな功績?を残した山縣有朋を始めとして、各界の指導者を多数輩出した。この百名足らずの粗末な、しかも近隣に在住した下級武士や庶民に近い出身者が大半であったことを考えると、奇跡に近い教育実績といえるだろう。明治期は勿論、幕末で新日本建設のために命がけで行動した「志士」も多数いたのであった。高杉晋作などは、さしあたりその筆頭の一人であろう。どうしてこのような人材を育て上げたのか、青年教師であった「吉田松陰」は、なにを、どう教えたのか?これが、今回のテーマである。明治維新と云う日本の歴史上、最大の出来事の原動力になった秘密を話してみたい。

最近、吉田松陰の自賛自画像を詳細に説明した本が刊行された。島津斉彬のように財力がある人物は、肖像写真が今にのこるが、下級武士であった松陰は残念ながら門下生の画いた肖像画が6幅残されているだけである。顔にあばたが残り、身長体重、筋力も優れない、小柄で、目だけがらんらんと光る、いわゆる見栄えのしない無名の教師がどうして、そんなことが出来たのか。

山口県出身で、直木賞作家の「古川薫」さんは、松下村塾のことを「謎の私塾」といいながら、郷土の私塾や俊秀たちに対して、愛情をこめて紹介している本を多数刊行している。
時に小説であったり、ノンフィクションであったり、或は松陰の「門下生宛に」死刑の直前(前日の黄昏)に、牢獄のなかで書き上げた『留魂録』の解説や、『史伝・吉田松陰』を書いている。幕末の日本の難局を打開しようと悪戦苦闘した松陰を、巧みに書き上げている。

私の授業では、この本『留魂録』(講談社学術文庫)をテキストしている。
留魂録24.3.25 
読書百遍意おのずから通ず! で。私はこの本を限りなく読んだ。朱引き線や、書き込みで大変に汚れている。
なお、この会の参加費は、社会人が1,500円で学生が500円と低料金である。当日の講演時間は14:00から16:00までの2時間を予定している。只今、予習に余念がない毎日である。
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民主党は最初に鳩山さんが派手なアイデアリズム(理想主義ではなく空想主義)を試して、次に菅さんが極端なプラグマティズム(現実主義ではなくご都合主義)を試して、両方とも失敗した後に誕生したのが「どじょう路線」である、という点に値打ちがある。
派手な空想主義と、極端なご都合主義を体験した後になると、どじょうのヘルシーな味にありがたみがでてくるということではないのでしょうか。
室蘭の有権者の皆さん、あの「バカ(ルーピー)」が次も出るといったら、容赦なく落としてやってくださいまし。それが本人のため、そして日本国のためでもあります。
いろんな大臣が一斉に「個人的な思い」を口にし始めて、早くも学級崩壊に近いんじゃないでしょうか。
政治家の軽い言葉は罪が重いですよ。
●ニコニコしながら「煙草は1箱700円に」とのたまう厚生労働大臣
――たばこ税がどんな経緯で今日に至っているか、おそらくはご存じないのでしょう。下々のスタッフは「あ~あ」というほかはない。
●「安全保障に関しては素人だが、これが本当のシビリアンコントロール」とのたまう防衛大臣
――国民の生命財産を守る要職に、自称素人が就いてしまう恐ろしさ。謙遜のつもりかもしれませんが、人民解放軍は「ラッキー」と思ってますよ。
●「東京メトロ株を売却して復興財源に」と言う財務大臣
――株式市場がこんな状態なのに、なんという迷惑なことを。それよりG7、頑張ってね。
●TPPの全国説明会が震災で中止されていることを「知らなかった」と答える経済産業大臣
――大臣レクが行き届かなかったのでしょうか。そもそも関心がない、というのは分かりますけれども。
●「汚染物の最終処分場は福島県外で」と語る原発担当大臣
――気持ちは分かりますが、どうしても「普天間の移転先は最低でも県外」という言葉と重なって聞こえます。
○事務次官会議が復活するそうですが、その方がいいと思います。こんな陣容で、政治主導と言われても国民が不安になるだけです。
【2011/09/07 14:18】 URL | T.Y #- [編集]

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