「けんご」様
コメント、ありがとうございます。
少ない言語の中に、私の言わんとすることを受け容れて下さっているのがよくわかるように思えました。
今日(2011.7.17)も、有志の勉強会で「松陰の草莽崛起論」を講話して来ました。「90分」にわたって、精一杯説明をしてきました。聴いてくれた方々が、そんなに深い意味が含まれているとは知らなかったと言ってくれました。29歳2か月の松陰の生涯は、主観の完全燃焼でしたし、「大義」に殉じて、個(自分)の生命を超越した生涯でした。こんな人生を送った松陰の人生に、今の時代の人々は、驚嘆します。特に、日本国の将来を憂える方々には、現状の国会議員の生き方は、大いに不満足であり、今こそ松陰に学べと、異口同音に言われていました。政治家不在で、政治屋ばかりと憤慨していましたが、私も共感を覚えました。
「この、閉塞した日本の難局突破口はどこにあるのか?」自問自答するばかりです。
【2011/07/17 22:32】
URL | 長谷川 #- [ 編集]
めっちゃ分かりやすくていい
【2011/07/07 11:10】
URL | けんご #- [ 編集]
よい経営者は「もっと働いてくれ」と言わずとも労働者が働かずにおれない状況を作る。
よい労働者は「賃金を上げてくれ」と言わずとも経営者に上げざるを得ない仕事をする。
昔のよい町工場ではこうであった。
よく言われる「人件費」を「コスト」と見るか、「人材」と見るかである。「コスト」として見る部分もあるが、同時に「人材」は富を生み出す「宝」と見れば、人は不況でもある程度採用していかなければならないし、むやみにリストラするのは間違いでもある。人を活かしてこそ「人材」になり「宝」になる。
吉田松陰ならこう言うだろうな。
【2010/06/16 15:57】
URL | 吉田松陰信奉者 #- [ 編集]
近頃わが社でも一時の「能力主義」が見直されつつあるようです。
最近の若者は意外と「社員旅行」や「社内飲み会」に行きたいそうです。
つい、この前までは「年功序列ではなく、能力主義」、「若手抜擢」「集団主義は嫌い、個人主義が一番いい」と言われ、恰も全てが従来の日本型システムが古くさくなったかのようでした。
会社の従来型上司はこんな個性的な部下の扱いにも困っていたのです。
いわゆる能力があり、若くても直ぐ戦力になる人間を高く評価する風潮だったからです。
思い起こせば・・20数年前の話です。
かつて私が30人の販売員の担当課長だった時の話です。
誰がやっても巧く出来ない地域の担当になったのです。
橋にも棒にもかからないような人達を前任者から引き継ぎました。
学生時代は勉強もまともにしていない、だから褒められた事もない、成人してからは個性が強すぎて離婚などを経験した人達でした。募集してもそういう人達しか集まらなかったのです。そんな中、なんとかコンペジターに勝つ方法がないか、この人達を活かす方法がないか・・と思案しましたが、考えれば考える程、この戦力ではとても無理・・・と悲観的になるばかりでした。ある日、今度は180度前向きに考える事にしてみました。
札付きのワルの販売員達を一人ひとり注意深く、長所だけを見ていくと、みんなそれぞれ個性があり、良いところを持っているのを発見しました。口は悪いが本当は優しく納得したらどんどん突き進む人、大人しくてデリケートだけど凄い理論好きな人、自分からはしゃべらないけど、いろいろ尋ねると溜まっているものを吐き出すようにしゃべる人、文句ばかり言って他人から嫌われているが、本当は優しくして貰いたい人・・・こういう人達を単に売上実績数字だけで評価するのは間違いだと気づき始めました。
一般的には売上を上げるには賃金を上げるなどの労働条件を良くする・・いろいろな方法があります。
しかし、最終的に人は、「自分を認めて欲しい」というのが結論だと思うようになりました。
「ブタもおだてりゃ・・・」ではありませんが、よくやった時には褒めてあげる。
売上が目標に達しなかった時、仲間として、また我々の家族の一員として
共にどうしたらいいのか一緒に考える。何か困っている事はないか聞いてあげる。
そういうハート・トゥ・ハートな触れ合いがとても重要だと気づいたのです。
自宅へ呼んで家族で一緒に食事をした事もありました。問題児を抱えた社員の子供を何日も預かった事もありました。そうした付き合いの中で、売上実績、前年を大幅に越えた予算を組まざるを得なくなりました。数字を与えるだけだと、普通はブーイングです。前年彼らなりにあんなに頑張って作った数字をどうしてこんなに多いのだと、とても無理だ・・・と。
でも目標の予算額の根拠をよく説明し、課長の私はどう考えているか・・をお話したところ、「課長のためなら頑張る」という人達が出てきました。みんなが一生懸命やった結果、絶対出来ないと思われていた数字が出来たのです。回りからは物凄い驚きでした。
古くからの日本型経営、「こいつの為にオレの出来る事全てを教えてやろう」と思える部下、「この人の為なら死ぬ気で頑張ろう」と思える上司、こういう上下関係です。
これは数値や言葉では顕せられない、非常にメンタルな隠れた底力のパワーだと思うのです。
いつリストラにあうかも知れない中、欧米式の部下を単なる道具、駒、そんなふうに考えていては、褒める事は出来ませんし、上司が部下に敬意を払わない限り、部下を支える事もできません。
日本的経営の良さでは、会社で部下を育てるには褒める事が重要なポイントです。やった事に対して認めてやる・・・それだけで価値のあるインフォメーションとなり得るのです。
ある心理学の研究によると、一人きりで全ての困難に果敢に挑もうとする人はストレスに非常に弱いのだそうです。しかし「オレも一緒にやるから頑張ろう!」と言ってくれる人がいるだけで、さまざまな力が湧いてくるとの事です。
吉田松陰は将にこれを実践した人です。尊敬出来る先生や上司を持つ事は幸せです。
この停滞した日本の教育界、経済界、もう一度、吉田松陰を勉強してみる価値があると私は思うのです。
【2010/06/08 21:33】
URL | Y.N #- [ 編集]
|