長谷川勤のインフォメーション・ブログ
維新の先覚者「吉田松陰」研究のやさしい入門ブログ

プロフィール ×

kinnhase

Author:kinnhase
長谷川勤のインフォメーション・ブログへようこそ!


最新記事 ×

最新コメント ×

最新トラックバック ×

月別アーカイブ ×

カテゴリ ×

吉田松陰の名前
【2010/08/22 06:31】 エッセイ
松陰の名が、実は名前と通称と号といろいろあることについて、紹介文を書いてみました。

私達は『吉田松陰』と云う名前に、特別な違和感を持ち合わせていない。むしろ、ある種の「親しみ」を抱いている方が多いだろう。だが、明治以前の名前のありかたは現在と著しく異なっていたことを知っていることが必要である。「孔子」や「孟子」をきちんと勉強した(読んだ)人は、これが所謂「本名」ではないことを知っている。作家に「ペンネーム」があり、力士に「四股名」があることを連想すれば解り易いと思う。例えば「三島由紀夫」はペンネームで本名は「平岡公威(きみたけ)」というように・・・。

さて、吉田松陰である。この余りにも人口に膾炙した「固有名詞」を少しく、書いておきたいと思う。昭和11年に刊行された「定本・吉田松陰全集」に年譜が収載されている。これは、後に刊行される「普及版」・「大衆版」の全集も同じ記載である。
『天保元年 庚寅紀元ニ四九〇(閏月三月) 八月四日(陽暦九月廿日) 長門國萩松本村護國山の麓、團子岩に生る。 藩士杉百合之助常道(家禄廿六石)の次男にして、母は児玉氏、名は瀧。(實は毛利志摩家臣村田右中の第三女) 幼名虎之助、後大次郎・松次郎又寅次郎に改む。名は矩方(のりかた)、字は義卿又は子義、松陰又は二十一回猛士と號す。松野他三郎・瓜中萬ニは一時の變名なり。』とある。

そして下段の参考事項蘭に「文政十三年十二月十日、天保と改元す」とある。西暦での表現に慣れ親しんでいる私達は「和暦」との関連は、余り関心をはらわない傾向があるようである。従って、正しくは松陰の誕生日は西暦では1830年で同じだが、和暦では文政十三年生まれと記述することが正しい。
史伝吉田松陰.24.3.25


では「松陰」なる「號」は何時頃から使用したか。海原徹先生によると、東北遊学に当って「過所手形」の正式な発行を待たずに出発したことが「脱藩」と看做されて帰藩待罪命令を受けて、謹慎中の11月頃(『吉田松陰』ミネルヴァ書房、2003、71頁)からという。
「松本村の木陰」といった意味合いのようである。因みに「後藤松陰」なる人物がいるので、正しくは「吉田松陰」と言わないといけない。上記の「一時の變名」は身元割れが困る場合に使った。松野他三郎は東北遊学で藩邸からの追手から逃れ、瓜中萬ニは下田密航時に毛利藩士を隠す必要からである。
余談ながら「岩波新書」で瓜中萬ニを間違えた記述を発見した時、連絡したら翌日に解答があり、さすがに一流の出版社だ!と感じ入ったことがある。


関連記事
スポンサーサイト
この記事に対するコメント
円高を憂う、政治を憂う。
國を想う気持ちはみんな持っているんですね。
こんなに憂う人がいれば日本は安泰です。
天国から松陰が微笑んでいるかも知れませんよ。
【2010/08/27 13:58】 URL | 松陰大好き人間 #- [編集]
円は何もしないと結局、1ドル=76円になるとの読みをしているエコノミストもいます。
円高はヘッジ・ファンドと米政府当局の策略だとも言われています。
日本の中小企業はこんなに円高になると全滅です。
海外移転も地獄、国内に残るのも地獄。日本の持っている技術は壊滅的な打撃を受けそうです。
「今海外旅行がお得」なんて言っている場合じゃありません。
菅だとか小沢とか言っている場合でもありません。
この期に及んで為替介入やれとか、金融緩和やれとかの大合唱です。これにオタオタして、何をやればいいのか全く判らない財務大臣は無能ですね。
いつまで「注意深く見守る」ればいいのか、です。
私だって毎日「注意深く見守」っていますよ。
やはり財務大臣は当時の宮沢さんや与謝野さんあたりがやらないとダメですね。
ド素人が「政治主導」とか言っても何も出来ないのがよく判ります。
タクシー運転手に、「右行け、左行け」と偉そうに指図をして、結局大渋滞に巻き込まれる状況ですね。
まったくバカ政府を持つと国民は不幸です。
【2010/08/27 12:08】 URL | 船橋大郎 #- [編集]
先日、大阪市は向こう5年間で職員1万人減するとの方針と発表した。
現在大阪市は政令指定都市で最も多い約3万9千人もの職員がいるそうだ。
それでも(大阪市より人口の多い)横浜市よりまだ多いというから、あきれる。
ここまで放置していた行政側の責任もさることながら、市民の無関心さにも驚く。
この現象は詳細に調べるいくと恐らく、全国いたるところでも見られるのではないかと思う。
昔「パーキンソンの法則」というがあったが、全くその通りになっていた。
「パーキンソンの法則」とは、英国の官僚制を幅広く観察した結果に基づくもので、イギリス帝国が縮小していたにもかかわらず殖民地省の職員数はどんどん増加していたとパーキンソンは指摘している。彼によれば、このような結果は、 ①役人はライバルではなく部下が増えることを望む、② 役人は相互に仕事を作りあう、という2つの要因によってもたらされる。また、官僚制内部の総職員数は、なすべき仕事の量の増減に関係なく、毎年5~7%増加していたとも指摘している。
実はわが社でも仕事を合理化するために大量にパソコンを導入したにも係らず、かえって仕事が増えている現状がある。組織が肥大化したためである。
これらは不景気で税収や売上が落ち込んで初めて気がくのではなく、常に一般市民の監視、チェックが必要であることを物語っている。
わが国も民主党の一過性のパフォーマンスに終わらせず、大胆な行政改革が望まれるのである。
【2010/08/24 11:59】 URL | 一大阪市民 #- [編集]
双日総研の吉崎達彦氏は以下のように述べています。
面白い見方なので、記述します。

民主党代表選、なんとなく正体が見えてきた気がします。
菅首相は、自民党でいえば故・橋本龍太郎のようなもので、「富士山タイプ」なんですな。遠くから見るといいけれども、近くで見るとダメ。だから周囲で汗をかこうという人があまり居ない。党内の人気もない。だから、民主党内の大勢としては、このタイミングで首相を代えちゃダメだと分かっているけれども、参院選の敗戦を考えると黙っていられない。そこで反・菅勢力が盛り上がる。
そこで最初は海江田さんが立った。ご本人なりに真剣だったようだけれども、「海江田総理」はちょっと想像できませんわなあ。なにせ閣僚経験もなければ、選挙に落ちたこともある人ですから。悪いけど施政方針演説をしたり、オバマと首脳会談をする海江田さんは、「あり得ない」画像である。ということで、たぶん推薦人も集まらない。そういうことが段々分かってきて、反菅勢力としては賭け金を吊り上げる必要が出てきた。
「やっぱり小沢さんしか居ない」という思いが高まって、8月19日の軽井沢における鳩山さんの勉強会に、民主党議員が大勢集まった。このことを、大手メディアは大袈裟に取り上げる。その心は、「できれば菅対小沢の対決が見たい」から。その方が代表選が盛り上がるし。そのためには、小沢待望論が高まっているように錯覚してほしいので、わりと報道は好意的である。とりあえず、山岡さんあたりはその思惑に乗せられているようだ。
でも、小沢さんが立った瞬間に、メディアは手のひらを返すわけであります。ただちに「政治とカネ」の大合唱が始まることでしょう。だって、ホンネの話、メディアは小沢さんの末路哀れが見たいわけでありますから。小沢さんもそこは分かっているので、慎重に様子を見ている。下手をすれば、西南戦争に駆り出された西郷隆盛になってしまいますからね。まあ、それもあの人らしい終わり方だという気もしますけど。
ビミョーなのが鳩山さんで、この人の思いはまだ消えていない。こんなところで、未練がましいことを話している。でも、本気で菅さんのクビを取ろうという気はなくて、「自分の路線をちゃんと引き継げ」という条件闘争をしているのでしょう。だから、小沢派に肩入れするように見せかけながら、官邸に対するシグナルも送っている。ここである程度は動いておかないと、自分の手兵たちが納得してくれないという事情もある(鳩山派の若手は困っているのです)。
官邸側(たぶん仙谷長官)は、この辺の間合いをよく分かっていて、9月の「ロシア訪問」や10月の「気候変動パネル」に首相の名代として鳩山さんを起用するでしょう。だったら、前首相としては不満はないところなので、鳩山派は最終的には取り込まれてしまうでしょう。そこで小沢派は見捨てられるわけだけど、だからといって党を割るようなエネルギーもない。だって、あれだけ若い民主党の議員たちが、68歳の人についていくわけがないでしょ?
ということで、今回の民主党代表選は2003年の自民党総裁選みたいな感じかなあ、と考えております。
【2010/08/23 13:39】 URL | 練馬の佐藤辰三 #- [編集]

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://kinnhase.blog119.fc2.com/tb.php/40-8438f1ab
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


サイドメニュー ×
メニューA  メニューB

検索フォーム ×

RSSリンクの表示 ×

リンク ×
このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム ×

この人とブロともになる


QRコード ×
QR