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「早稲田大学社学二水会」について
【2010/08/30 17:22】 エッセイ
  今日は、少し個人的なことも含んだ掲題のことについて書いてみます。
早稲田大学に「社会科学部」という昭和41年に創設された学部があります。
それまで、早稲田には他の大学同様「第二学部」がありましたが、吉永小百合さんの卒業された「第二文学部」のみを残して他の学部は廃止された。
変って「社会科学部」が第二政治経済、法、商の各学部を統合した形で創設。
日本の私学で最初の「専任教授」を擁した夜間学部としてスタートした。
大隈講堂24.3.25


私も受験時に勧められて入学。

「社会科学方法論」という、耳慣れない科目が必修科目。「酒枝義旗」、「難波田春夫」の両教授が担当。私は難波田先生の授業を受講。80頁ほどの小冊子のテキストで、必修科目がどうしてこんな程度のテキスト?と不審に思いながら第1回の授業出席、時に昭和42年4月。授業開始10分後に、大変だ!と直感。内容の「格調の高さ」に感動。「西洋中世における信仰からの解放から近代合理主義が出発」と説き始め、聞き入るうちにそれは感動へとかわる。講義終了と同時に、何人かの学生からの拍手が自然発生的にあった。私も一緒になって拍手したのではないかと思う。但し、記憶は定かでない。「これが大学の講義だ!」と名講義に感激。以後、毎回欠席はなし。

あれから44年経過した今、この先生のゼミは第二代の教授に同一の研究テーマとして受け継がれ、ゼミ生はOB,現役共同にて毎年1月に会合を開催。自然科学分野と異なり、人文社会科学の学問で「同一研究デーマ」で研究をし、継続深耕されるのは稀有なことだそうだ。私のゼミ論文は「経済学成立事情」と題して「アダム・スミス」の研究だった。先生の著書は「講談社学術文庫」に『スミス・ヘーゲル・マルクス』として今も刊行され続けている。経済学は「近代社会の論理学」として把握されなければならない、との独自の学説は聴講生を魅了してやまなかった。会合での後輩の思い出話によると、感激の余り「涙してしまった!」との回顧談を何人かから聞いた。私は、感涙にむせぶ一歩手前の感動。『師』との出会いの有り難さである。今も私の心の中で密かにこれを誇りとしている。

思うに「松下村塾」で吉田松陰に出会って、教えを受けた門下生の気持ちも「きっと、このような感激」だったに違いない。ましてや、松陰先生は『留魂録』を門下生宛に「遺書」として残した。命懸けの教育を受けたのであった。門下生の誇りや思うべし!と今も自分に言い聞かせている。この「社学二水会」は機関誌とも云うべき会報誌を刊行している。

これが、卒業して四半世紀経過し「卒業生奨学金」の創設活動に参加する機縁となった。
集まり散じて、人は変れど、仰ぐは同じき希望の光♪・・・。
還暦を過ぎた今も、昨日のように鮮明に記憶に残る。「恩師」への感謝!
 私は、この感激、感動を伝えるべく、「よき師」との出会いを求めよ!と授業で学生に語るのであります。

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この記事に対するコメント
文字数を減らすのにカットした部分に、大切なものが入っていました。補足させて頂きます。
「二水会」の名称は、社会科学部のOBやOG(現役生や学部関係者も可)が毎月「第二水曜日」に「大隈会館・楠亭」に集まって「諸々の情報交換や四方山話」、「毎年の奨学基金の寄付状況や親睦旅行」を「アルコール付き」で楽しみながら話し合う「親睦の会」とすることから、このネーミングとなりました。
因みに親睦旅行は、懐かしい恩師と共に近隣の海外を含む旅行を何度か行い、楽しいひと時を過ごしました。
ホームカミングデー当日には、母校再訪の記念写真を即席で撮影して提供する「模擬売店」や「合同クラス会」、「奨学金贈呈式」なども行い、皆で楽しむ会の名称です。
【2010/08/30 21:04】 URL | 長谷川勤 #- [編集]

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