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吉田松陰と儒教①
【2010/11/16 20:42】 エッセイ
吉田松陰は『孟子』を5歳ころから読まされたという。叔父の玉木文之進の教育である。考えようによっては随分と乱暴な話である。しかし、江戸時代にあっては「職業選択の自由」がなかったから、吉田家に仮養子となったことがこのような修行を強いられる運命となった。孟子といえば「仁義」・「王道政治」である。松陰の生涯は儒教、とりわけ孟子と神国思想によって貫かれた人生であった。
孔子24.4.23




『孟子』の「離婁章句・上」に次のような言葉がある。
「孟子曰く、人恒の言あり。皆天下国家と曰う。天下の本は国に在り、国の本は家(か)に在り、家の本は身に在り」。
これを反対から読むと、松陰は異常ともいえる学問の修行に勤しんだ。「萬巻の書を読むに非ざるよりは、寧んぞ千秋の人たるを得ん」(松陰全集第六巻・松下村塾聯)と塾生を鼓舞し、自身も勉学に励んだたことばそのままであって、「家の本は身に在り」である。そして家族や親族と大変に仲睦まじく、「家の本は家に在り」の見本の如き一族で、しかも好学の家風であった。「杉家の家風に及びがたき美事あり。第一には先祖を尊び給ひ、第二に神明を崇め給ひ、第三に親族を睦まじく給ひ、第四に文学を好み給ひ、第五に仏法に惑ひ給はず、第六田畠の事を親(みずから)し給ふの類なり。是れ等の事吾なみ兄弟の仰ぎつとめるべき所なり。皆々能く心懸け候へ、是れ則ち孝行と申すものなり」。(全集第七巻・妹千代宛書簡、安政元年十二月三日)と妹にいっている。さらに國家については、同月十二日の兄あての書簡では「扠も扠も思ふまいと思ふても又思ひ、云ふまいと云ふても又云ふものは天下國家のことなり」。(同第七巻)と、國家への思いを語っている。

まことに『孟子』の申し子の如き姿が連想されるのである。松陰の思想を見るには①儒学(特に孟子)②山鹿流士道論③尊皇論がキーワードとなるが、次回は『大学』を生真面目に読み、自らの人生に活かした記事を書こうと思います。
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