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吉田松陰と儒教③
【2010/11/17 20:12】 エッセイ
岩波文庫の『大学』に書かれている下記の文は、私にとっては吉田松陰の一生を語っているのではないかと錯覚しそうである。松陰の、あまりにも儒教的な生き方の純粋さに感動すら覚えるのである。松陰の最大の著作である『講孟余話』は『孟子』に託して、時務論を語ったのを纏めたものであるから、それは当然として、全集を紐解くと、いたる所に儒教用語が頻繁出する。歴史に「イフ」は禁物だが、福澤諭吉のように蘭学を修めていたら松陰の人生は一体どのようなものになったであろうかと、ふと考えるたくなる。
孟子24.4.23


では記事に入ろう。
「古の明徳を天下に明らかにせんと欲する者は先ずその国を治む。その国を治めんと欲する者は先ずその家(か)を斉(ととの)う。その家を斉えんと欲する者は先ずその身を修む。その身を修めんと欲する者は先ずその心を正す。その心を正さんと欲する者は先ずその意を誠にす。その意を誠にせんと欲する者は先ず知を致(きわ)む。知を致むるは物に格(いた)るに在り。物格りて后(のち)知至(きわ)まる。知至りまて后意誠なり。意誠にして后心正し。心正しくして后身修まる。身修まりて后家斉う。家斉いて后国治まる。国治まりて后天下平かなり。」と。(金谷治訳注、『大学・中庸』34頁)即ち「治国平天下」の階梯的な論理である。

私達は、何気なく「大学」と日常的に言うが、これは ①最高学府の意味、②高度の教学 の二つの意味がある。「四書」でいう『大学』では両者の意味を含んでいるのである。
(同32頁) 日本の縄文時代や弥生時代に、中国ではこのように高度な儒教の教学が行われていたのであるから、わが国とは断然比較にならない。文明の起源的な時期がそもそも圧倒的に古いのである。
現代に生きる我々は、西洋に勃興した資本主義の論理に従って「東漸」して来た「西洋文明」と接触することになったことを、比較的に違和感なく受け入れているように思われる。
ペリーの砲艦外交を責めるばかりでなく、功罪をバランス良く見ることが必要なのだ。眠れる獅子の中国が、恐らく半世紀後に世界のリーダーになるであろうことはほぼ間違いない。これまで中華思想が恐らく西洋文明の摂取に消極的、あるいは妨げになったのであろうか? 遅ればせながら、世界の脅威となる時代が近未来的に予想される。経済的に何所まで発展しうるか正確な予測がつかない。心配なのは、第三世界の勢力として周恩来時代の外交部長が「覇権主義」を国連で演説して帝国主義を非難してからまだ三十年しか経過していないのに、経済的発展とともに「中華思想」を周辺諸国に及ぼし始めていることである。百年後の世界の政治・経済・軍事勢力がどうなっているか。杞憂でないことを祈りたい。吉田松陰だったらどんな反応を示すだろうか? 次回は『中庸』の「誠」に話題を移してみようと思う。
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この記事に対するコメント
残念ながら、今の民主党は勿論のこと、国会議員全員に対して申上げたい。「この日本をどうしたいのか?」と。戦前の斎藤隆夫衆議院議員は、国会質疑で時の寺内陸軍大臣に対して、「偽りであれば腹を切れ!」と迫り、万一、自分が間違っているなら、「腹を切って国民に詫びる」と言い切った。日本憲政史上に有名な『腹切り問答』である。昭和初期の国会質疑のことである。今、此れ位の覚悟を以て、日本を背負って立つ気概を持っている政治家がいるか?残念なことに、いません。所詮、自分がかわいいだけのことで、命懸けの気概を持っている議員は見当たりません。私腹を肥すか、奇麗事を言い立てて諂うのが山の関である。こんなことで、どうして日本が一等国になれようか?『志』がそもそも違う。一命を投げ捨てる覚悟で日本国を背負う気概なくして何の國家意議員ぞ?!国会質疑を聞いていて、残念に思ったのは、一人自分だけでないと思う。国の衰えたる、未だ曾て在らざるなりですね。この日本をどうするのか?「政治生命を懸ける!」と啖呵をきっても、所詮、その場限り。民主党代表戦で、国民にこのように言い切って、さらに「国会証人喚問」に応じないのはどうしてなのか?やましくなければ、堂々と国民の前で持論を披瀝すればよい。それが出来ないから、信頼が勝ち取れない。挙句の果てに、選挙区の人民に対しても、何を根拠に投票しているのか?と疑問が出るのです。
【2010/11/20 00:50】 URL | 日本の将来を憂う者 #- [編集]
今般、大臣が「国会答弁なんて2つ言ってりゃいい」とか「自衛隊は暴力組織」とか言ったと言って大騒ぎしているが、あれは本音を言ったまでで、今の国会議員なんて所詮、あの程度のレベルの事しかやっていないのが、よ~く分かりましたね。
彼らが何と言おうと、余り影響がない・・という事ですね。
最近、民主党政権になって以前よりずっと官僚に舐められているのが顕著ですね。
日本の国会議員のレベルはあの程度。英国の国会議員のように哲学を修めた議員達ではないのです。
そもそも「軍隊は暴力組織」とはマックス・ウェーバーが「職業としての政治」にこう表現している「社会科学」での言葉なんですよ。それを仙石さんがつい言ってしまったまでで。それああでもない、こうでもない・・と。国会開催1日あたり1億円かかっているんですよ。こんな事してていいんですか。
もう、本当にこんな連中に日本を任せておいていいのか・・と思いますね。
だからこそ、「明治維新の精神」が今必要なんですよ。
【2010/11/19 10:28】 URL | 日本再生を半分諦めかけている男 #- [編集]

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